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実績

研修会

1月21日 JA庄内みどり様 営農指導員新人研修⑧と合同研修(3~4年目研修⑤)を行いました

今回でいよいよ最終回。午前のテーマは「1年間の総まとめ」と「次年度の対策」です。

はじめにこれまでのまとめとして、生育ステージとともに肥料の3要素や水田断面の構造、光合成を盛んにするには受光態勢を良くすることや根の活力を高めること、適切な窒素栄養が必要であることをお伝えしました。さらに高温の影響により生育ステージが変化していることから、高温対策としてケイ酸質資材の施用、初期生育良化のため1㎡穂数を優先することなどを挙げました。あわせて還元リスクの高い圃場には鉄を含む資材が有用であることをお知らせし、気象変動時こそ暦日ではなく葉齢による評価が重要であることをお話ししました。

受講生様の感想として「農家さんへ数字で説明できるようにする」「高温プラス乾燥が常態化していることを念頭に置く」「高温対策として生育ステージについて注視していく」「初期生育の重要性がわかった」などが寄せられました。

皆様は業務の合間をぬって熱心に受講され、また講義終了後には講師に圃場の画像を見せて質問をしたり、担当地域の課題について相談したりと、農家様のためにと一生懸命な姿が印象的でした。